ペアローン・連帯債務・連帯保証の違い!夫婦で組む住宅ローンの種類とそれぞれのメリット・デメリット

住宅ローンの基礎知識

 

奥様代表
奥様代表

夫婦でローンを組むときペアローン・連帯債務・連帯保証があるけどそれぞれなにが違うの?

 

そんな疑問にお答えします。

 

 

本記事の内容

  • ペアローン・連帯債務・連帯保証の違い
  • それぞれのメリット・デメリット

 

 この記事を書いた人

株式会社ホームパートナーズ

代表取締役 矢口 達也(@tatsuyaguchi)

【宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー】

東京・神奈川・埼玉エリアの新築一戸建てを仲介手数料0円でご紹介しています。

 

 

こんにちは、株式会社ホームパートナーズ代表の矢口です。

 

今回は、「夫婦で組む住宅ローン、ペアローン・連帯債務・連帯保証の違い」について詳しく解説していきます。

 

 

奥様代表
奥様代表

そもそも種類があることすら知らなかった

 

 

そんな方にもできるだけ分かりやすく解説しておりますので、是非チェックしてみてください!

 

 

そもそも夫婦でローンを組むメリットは?

 

通常の住宅ローンでは、一本のローンに対して、ローン債務者は一人、その後の返済も一人で行っていく形になります。

 

一方で、夫婦でローンを組む場合、主に二つのメリットがあります。

 

借入可能金額が増える

 

夫婦で住宅ローンを組む場合、夫、妻それぞれの収入を合算して審査をすることができる為、一人でローンを組むより借入可能額を伸ばすことができます。

 

 

奥様代表
奥様代表

具体的にどれくらい違うの?

 

代表 矢口
代表 矢口

具体的にはこんなイメージ

 

 

借入可能額が増える=住宅購入の際の選択肢が増えるのが最大のメリットと言えます。

 

住宅ローン控除を最大限まで活用できる場合がある

 

 

奥様代表
奥様代表

住宅ローン控除ってなに?

 

 

代表 矢口
代表 矢口

年末のローン残高、収入状況によってお金が戻ってくる制度のことです

 

住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、年末のローン残高の1%を所得税(一部、翌年の住民税)から、契約時期と入居時期に応じて最大13年間(2022年12月31日までの入居の場合。以後は10年間)控除する制度です。

>>国土交通省公式サイトより引用

 

住宅ローン控除の主なルールは3つ

 

 住宅ローン控除の主なルール

  1. 年末の住宅ローンの借入残高の1%がが所得税から控除される
  2. 上限金額は40万円まで
  3. 借入残高の1%もしくは40万円のうち、どちらか低い方が適用となる

 

一人でローンを組んだ場合と夫婦でローンを組んだ場合を比較してみましょう。

 

 

↓一人でローンを組んだ場合

 

 

控除額は40万円が上限となります。

 

↓一方で、夫婦でローンを組んだ場合

 

 

控除額は50万円と、一人でローンを組む場合と比べ10万円多く控除を受けることができます。

 

 

奥様代表
奥様代表

これが13年間続くのは大きいわね

 

代表 矢口
代表 矢口

借入金額が大きくなればなるほど、この影響も大きくなります

 

住宅ローン控除は年末の借入残高や所得税の納税額等によって変動するため、上記はあくまでモデルケースとなります。詳しくは国税庁ホームページをご覧ください。
>>国税庁公式ホームページ

 

 

ペアローンのメリット・デメリット

 

ペアローンとは、夫婦がそれぞれ別々に借入を行い、お互いが連帯保証人になると言う借入方法のこと。

 

 

お互いに借入を行うため、それぞれの年収やお勤め先に対して住宅ローン審査が行われます。

 

 

代表 矢口
代表 矢口

ご夫婦でローンを組む際の最も定番の方法がペアローンです

 

 

ペアローンのメリット

 

ペアローンのメリットは主に3つ。

 

 ペアローンのメリット

  • 住宅ローン控除が夫婦ともに使える
    →それぞれの年末の残高に対して住宅ローン控除が使えます
  • 夫婦ともに団体信用生命保険に加入できる
    →どちらか一方が死亡・または高度障害になった際は、その方のローン残高が0になる
  • 金融機関の選択肢が多い
    →多くの金融機関でペアローンを扱っている

 

奥様代表
奥様代表

住宅ローン控除が夫婦で使えるのはありがたいわね

 

団体信用生命保険についてもお互いが加入する形になりますので、ご主人様が亡くなってしまった場合ご主人様の借入分が0円に、奥様が亡くなったしまった場合奥様の借入分が0円になります。

 

 

ペアローンのデメリット

 

ペアローンのデメリットについては以下の通り。

 

 ペアローンのデメリット

  • 借入が二本分になるので諸費用が若干上がる
    →登記費用や収入印紙など、一本の借入と比べ約10万円前後が余計に必要となります
  • 年収や勤務形態の制限がある
    →年収200万円以下の方や、契約社員の方はローンが組めない場合があります

 

奥様代表
奥様代表

パートやアルバイトの場合は?

 

代表 矢口
代表 矢口

原則ローンを組むことができません

 

なので、ペアローンを組む場合、夫婦ともに正社員として勤務しており、ある程度安定した収入があることが前提となります。

 

 

連帯債務型ローンのメリット・デメリット

 

連帯債務型ローンとは、一本の借入に対して、夫婦が同じだけ返済義務を負うと言う借入方法のこと。

 

 

メインの債務者を一人決め、あくまでローンを組むのはその方ですが、返済に対する責任は夫婦でお互いに負います。

 

 

代表 矢口
代表 矢口

契約書にも夫婦それぞれの名前が入ります

 

 

連帯債務型ローンのメリット

 

連帯債務型ローンのメリットは以下の通り。

 

 連帯債務型ローンのメリット

  • 住宅ローン控除が夫婦ともに使える
    →それぞれの年末の残高に対して住宅ローン控除が使えます
  • 借入が一本分の為、諸費用が抑えられる
    →登記費用や収入印紙など、借入一本分の費用で済みます
  • 連帯債務者の雇用形態や収入の制限が緩い
    →パートなどでも収入を合算することができます

 

奥様代表
奥様代表

パートも収入に合算できるのはありがたいわね

 

 

メインとなる債務者の勤務携帯や収入状況は重要ですが、連帯債務者の内容は多少幅広く審査できるのが最大のメリットです。

 

 

連帯債務型ローンのデメリット

 

連帯債務型ローンのデメリットは以下の通り。

 

 連帯債務型ローンのデメリット

  • 取り扱っている金融機関が少ない
    →主にフラット35をはじめとした一部の金融機関しか取扱いがない
  • 団体信用生命保険はメインの債務者のみの加入できる
    →連帯債務者が亡くなった場合でもローン残高は0円にならない

 

 

奥様代表
奥様代表

もし債務者が亡くなったら一人の収入でローンを払っていくってこと?

 

 

代表 矢口
代表 矢口

そうなります。ただし、夫婦連生団信に加入することでそのリスクをなくすこともできます

 

 

ご夫婦のどちらか一方の加入者が死亡または所定の高度障害状態になられた場合には、住宅の持分や返済額等にかかわらず、残りの住宅ローンが全額弁済され、ローンの返済義務は残りません。

>>フラット35公式ホームページより抜粋

 

 

代表 矢口
代表 矢口

夫婦連生団信に入るためには、毎月の金利に保険料を上乗せする必要があるので要注意

 

 

連帯保証型ローンのメリット・デメリット

 

連帯保証型ローンとは、一本の借入に対しメインの債務者を決め、連帯保証人をつけるという借入方法。

 

 

返済は夫が行い、夫の返済が困難になってしまった際に妻が代わりに返済を行います。

 

 

代表 矢口
代表 矢口

あくまで借入はご主人様が一人で行います

 

連帯保証型ローンのメリット

 

連帯保証型ローンのメリットは以下の通り。

 

 連帯保証型ローンのメリット

  • 連帯債務者の雇用形態や収入の制限が緩い
    →パートなどでも収入を合算することができます

 

奥様代表
奥様代表

これは連帯債務型ローンと同じね

 

 

連帯保証型ローンのデメリット

 

連帯保証型ローンのデメリットは以下の通り。

 

 連帯保証型ローンのデメリット

  • 住宅ローン控除はあくまでメインの債務者のみ受けることができる
    →連帯保証人は住宅ローン控除を受けることができない
  • 団体信用生命保険はメインの債務者のみ加入できる
    →連帯保証人が亡くなった場合でもローン残高は0円にならない
  • 金融機関によっては連帯保証人の年収を半分までしか合算できない場合がある
    →メインの債務者の年収の半分、又は連帯保証人の年収の半分までしか合算できない

 

奥様代表
奥様代表

なんだかあまりメリットがないわね

 

代表 矢口
代表 矢口

実はその通りなんです

 

 

連帯保証人は住宅ローン控除を受けることができない他、収入も丸々合算できるわけではありません。

 

夫婦でローンを組む方で連帯保証型を選択するケースは、ごく一部の方に限られます。

 

 

奥様代表
奥様代表

逆にどんな人が連帯保証型ローンを選ぶの?

 

 

代表 矢口
代表 矢口

不動産の所有者名義を一人にしておきたい方は必然的にこの方法になります

 

離婚した時など、あくまで名義人は一人になる為手続きが楽になります。

(離婚前提に購入する方はいないと思いますが)

 

 

ペアローン・連帯債務・連帯保証は自由に選べない!?

 

夫婦でローンを組む場合の3つの方法をご紹介しましたが、実はこの3つは自由に選べるわけではないんです。

 

 

奥様代表
奥様代表

どおゆうこと?

 

 

代表 矢口
代表 矢口

金融機関によって取り扱っているローンが最初から決まっています

 

例えば、三菱UFJ銀行の場合、ペアローン、連帯保証型ローンは取り扱っていますが、連帯債務型ローンは取扱いがありません。

 

 

一方で、三井住友銀行では連帯債務型ローンは取り扱っていますが、ペアローン、連帯保証型ローンは取り扱っていません。

 

 

奥様代表
奥様代表

ローンの組み方によって金融機関を選ばなきゃいけないってことね

 

 

特に連帯債務型ローンについては、限られた金融機関でのみの取扱いとなる為、連帯債務型ローンを希望する場合かなり限定的な選択肢の中から選んでいく必要があります。

 

 

まとめ:どの方法が自分たちに最適か事前に検討しておくことが大切

 

いかがでしたでしょうか。

 

正直この辺りの知識は不動産営業マンの中でもしっかりわかっている人とそうでない人ではっきり分かれます。

 

支持されるがままにローンを組んでしまうと後々後悔することも、、。

 

事前にある程度の知識を身につけ、後悔のないローンを計画を立てておきましょう。

 

 

奥様代表
奥様代表

自分たちの状況に応じて選ぶことが必要ね

 

 

 

 

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代表 矢口
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